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February 10, 2016

なぜ、日本の大学教授の講義はつまらないのか? j-fashion journal(184)

1.教師は甘やかされている

 私は留学経験はないが、アメリカの大学の講義の方が日本の大学の講義より面白いと思っている。Youtubeでいくつかの公開講座を聞いたのだが、とてつもなく面白いのだ。勿論、花形講師だとは思うが、とにかく意味が分からなくても面白いのだから凄い。意味が完全に分かったら、腹を抱えて笑えるに違いない。
 ある意味で、お笑い芸人より面白い。なぜなら、意味のある笑いだからだ。「ギャグ」と称して、笑う約束を決めて演じても、ちっとも面白くない。それなら、落語の方が面白い。ストーリーがあるし、笑いもある。そう、アメリカの大学講座は落語のようだ。笑いながら飽きずに聞いていて、終わると、何かしっかりしたものが頭の中に残っている。
 自分が書いた教科書、あるいは他人が参考書籍を単純に読むだけの講義とか、何十年も変わらない板書をする講義はつまらない。いや、つまらないどころか、馬鹿にされていると感じてしまう。『お前らは、この程度の講義で十分なんだ』という暗黙の声が聞こえてくるからだ。

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社員を幸せにしない会社というシステム j-fashion journal(175)

1. 銀行に勤めていたベテランOLAさんのケース

 Aさんは、アラフォーの独身女性。大学から成績優秀で、常にトップでなければ気が済まない性格だ。大手銀行に就職してからも、常にトップを目指し、一生懸命仕事をしていた。
 Aさんは、女性が輝ける会社になればいいと思い、自分が模範になろうと考えていたようだ。そして、知らないうちにため込んだストレスは自分の母親に向かっていた。母親に何かを言われると、常に自分を正当化し、母親を攻撃していたという。そのため、親子関係は次第に冷え込んでいった。
 ある日、上司の心ない言葉を聞き、「男性の都合で作られた会社で、女性が活かされることなんてあり得ない」ということを思い知らされる。
 そして、どうしても会社に行けなくなり、通勤途中で会社に向かうのを止めて、高尾山に向かった。生まれて始めて無断欠勤だった。

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February 13, 2015

半農半ICTの生活スタイル j-fashion journal(132)

1.2040年に自治体の半数が消滅!?

 日経新聞WEB刊2014/5/8付けにショッキングな記事が掲載されている。
 元総務相で東大の増田寛也客員教授らは8日、2040年には全国1800市区町村の半分の存続が難しくなるとの予測をまとめた。
 国土交通省も全国6割の地域で50年に人口が半分以下になるとしている。ある程度の人口を保つことを前提にした国土政策は見直しを迫られる、とのこと。
 主な原因は、都市部への人口集中と出生率の低下である。地方は限界集落が急激に増えている。秋田県では、大潟村を除いて、全ての自治体が消滅の危機にあるという。
 人口が集中する都市部でも、生活負担が大きく、子育てができない。東京都豊島区に住む20~39歳の女性は40年には半分に減る見通しだ。

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October 11, 2013

クールなジャパンの元素 j-fashion journal(68)

1.祖先崇拝と産土神、氏神
 西欧と日本の最も大きな違いは、宗教だと思います。一神教のキリスト教、イスラム教、ユダヤ教に対して、日本は「八百万(やおよろず)の神」というように多神教です。
 一神教と多神教の違いは、神と人間の関係にもあります。キリスト教の神は、この世の万物の創造主です。そして、人間は神の姿に似せて創られたそうです。だから、人間の身体は美しい。動物の中で人間はずば抜けている。それで、神と契約したりする。
 日本の信仰の基本は祖先崇拝だと思います。これは農業と関係しているのではないか。収穫した穀物の一部を種籾として残し、それが次の年の命のもとになる。命の連鎖ですね。
 農業は土作りですから、自分のにけ親や祖父の代からの積み重ねが今の土になっている。人間も命の連鎖なんです。祖先崇拝は非常に自然なことですね。
 祖先崇拝の次に、生活している土地にも神様を感じる。土地の神様かいるから、その土地が肥えるし、そこから収穫できる。土地の守り神が産土神(うぶすなかみ」です。自分の一族を祖先から継続して守ってくれる守り神が氏神(うじがみ)です。
 産土神、氏神を鎮守(ちんじゅ)と呼ぶこともあります。鎮守の杜ですね。

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July 05, 2013

電子書籍でこんなことをしよう! j-fashion journal(63)

1.外国人向けの電子書籍を作る

 アマゾンKDPの大きな魅力は、世界中のアマゾンに電子書籍が並ぶことである。KDPの出版手続きの中に、世界各国での販売価格を設定する欄があるのだが、記入しながら「どうせ日本語の本など売れないだろう」と思っていた。
 しかし、実際に電子書籍が発行され、外国のアマゾンのページを見た時に衝撃を受けた。何だか分からないけど、スゲェと思ったのだ。
 私は最初から、日本語の本が日本以外で売れるとは思っていなかった。勿論、海外にも日本人は生活しているのだから、全く売れないということもないだろう。しかし,大した数は売れないはずだ。それなのに、わざわざ私の本をアメリカやヨーロッパで紹介してくれるのだ。これを利用しない手はない。
 日本語の書籍の発行部数が少ないのは、日本語人口が少ないからだ。もし、英語で書いてあれば、世界中の人が読める。中国語で書いてあれば、中国本土から東南アジアの華僑社会に至るまで読むことができるのだ。分厚い本ならば翻訳も大変だが、私の本は薄い。最悪の場合、機械翻訳のブロークンな英語でもやらないよりはやった方がいいだろう。そして、読者に翻訳の間違いを指摘してもらうのも面白い。
 「この本は、機械翻訳した本です。当然、正確な翻訳はできていないと思います。そこで、読者のみなさまにお願いです。本書を正しい英語に直してください。そして、本書を完成させてください」と、冒頭に書いてしまうのはどうだろう。

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December 10, 2010

自信が持てないあなたへ

 「自信が持てない」と思うのは、自分がやりたいことをするには、自分が成長しなければならないと思っている証拠です。そして、自分の理想像と現在の自分が乖離していると考えています。とても自然なことですし、真面目に人生を考えている証拠です。
 世の中には、自信満々の人もいます。現在の自分のままで何でもできると信じている人です。本当に能力を身につけている場合もありますが、能力がないのに自信だけという人もいます。そういう人は、当然最初から成功しません。それでも自分の能力が足りないせいだとは考えずに、周囲が悪いと考えます。私の実力を理解しない周囲が悪いと考えるのです。しかし、行動した分だけ経験を得ることができます。何度も失敗することで、経験を積んで、それがまた自信になっていくという良い循環になり、少しずつ成功に近づいていきます。
 反対に自信がなくて行動ができないのは臆病だということです。しかし、臆病ゆえに努力をして着実に能力を伸ばすことができます。そして、恐る恐る実行に移してみると、案外、人並みにできるものです。考えてみれば、世の中の仕事の多くは、平凡な人によって行われています。そして、平凡でも確実な仕事が支えることで、一部の突出した才能が生きてくるのです。一部の突出した才能の持ち主が孤立していたのでは、その才能は生かせません。どんなに自信満々でも協力者がいなければ成果は上がりません。

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November 23, 2010

日本のビジネスマンと滅私奉公

 日本経済は企業が動かしている。個人の意見がどうでも、企業の行動こそが日本を導いていると言える。従って、経営者の理念や行動が重要になる。
 日本の技術の海外流出も、企業の論理では当然である。中国の方がコストが低く、生産工場を中国に移転する。中国に移転しなかったメーカーも中国水準の価格と競争させられる。日本企業は淘汰され、技術者は失業する。あるいは、生産量が少なくなり、売上・利益が少なくなるので、余剰人員を整理しなければならなくなる。そして、技術者は解雇される。
 技術者の立場に立てば、会社から放り出され、どこも生活を保証してくれないのだから、就職先を探す。それが海外企業だからと言って、誰が責められるだろうか。私も中国の工場で働く、日本人技術者を見たことがある。彼らは生き生きと仕事をしていた。中国で働く中国人従業員は向上心にあふれ、キラキラしたまなざしで、日本人技術者の話を聞いている。彼らの全身からは技術者への尊敬があふれていた。

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November 22, 2010

非定型業務の定型化

 敬愛するスウイングバイ2020の海野社長から伺った言葉で印象に残ったのが、「非定型業務の定型化」だった。海野氏は、グローバルスタンダード経営には非定型業務を定型化する必要があると説く。http://www.glt2020.jp/message.html
 私に本格的なグローバルビジネスの経験はない。しかし、ドメスティックなビジネスにおいても、日本社会にスタンダードがないことは実感している。ビジネスに明確なロジックがない。常に、個人が影響力を発揮できるような曖昧さが残されている。徹底した業務プロセスの分析、業務フローと責任の明確化等が行われず、組織の役割分担も曖昧である。権力のある人が大声を出すと、組織も役割も簡単に変化してしまう。
 日本の優秀な個人は一人で複数の役割をこなす多能工である。反面、その人がいなくなると何もできない。優秀な個人がこなしている業務を分析し、個々に分割すると能率は下がる。10年以上の経験を持つベテランの仕事を、新人に移管すれば効率が落ちるのは当然である。

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November 15, 2010

日本の役割は、アジア経済発展か?

 昔の日本企業は通産省と共に「日本株式会社」と言われ、連携しながら発展してきた。しかし、産官連携は外国企業に不利であり、アンフェアだと批判された。徹底的に談合が摘発され、競争入札が義務化された。
 かつては、日本の役所や企業に務める人は全員正社員で、終身雇用、年功序列給だったために、自らの長期的人生計画が立てやすかった。会社にも定年までいることが前提なので、会社の事業計画もまた、個人の人生計画と合わせて、長期的に考えることができたのだろう。
 しかし、終身雇用、年功序列給が崩壊し、非正規社員が増えるにつれ、個人の長期的人生計画立案も困難になっていった。とりあえず目先の利益を追求しなければ生活できず、同様に企業も短期的利益を追求するようになった。
 市場経済、利益追求、競争原理はそれなりに合理性はある。従って、円高、人件費高騰の中でコスト削減しようとすれば、中国などに生産を移転するのは合理的判断だったと言えよう。

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November 14, 2010

男女逆転による成長戦略

 20代は、男性より女性の所得が多くなったそうだ。詳しい統計資料なしに断定はできないが、「男性の方が儲からない仕事をしている」という仮説も成り立つ。
 日本では、産業全体がサービス化しており、製造業よりサービス業、重厚長大産業より軽薄短小産業の景気が良いのは確かだろう。しかし、現在の中国では製造業が主役である。これまで日本の製造業を支えてきた日本人技術者が、世界の工場となった中国企業から高給で引き抜かれているというのもまた当然の帰結である。
 日本型経営である終身雇用、年功序列が崩壊してからの失われた20年間は、新規採用を抑制し、正社員から派遣社員などの非正規社員の比率を増やす企業が増えた。「イクメン」や「主夫」が流行語になるように、男女の役割も柔軟になっている。要は、稼げる人が稼いで、家事の得意な人が家事を行えばいいのだ。男性は会社で働き、女性は家事をするという固定的な役割が崩れてきたと言えよう。

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