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June 12, 2021

今後、YouTubeはどうなる? j-fashion journal(427)

1.素人からプロへ

 これまでYouTubeの主役は素人だった。素人がオモシロ動画を上げて、視聴者を集め、広告収入を得た。次第に広告収入は上がり、月100万円以上、1000万円以上稼ぐ者も現れた。今では、小学生のなりたい職業のトップに「YouTuber」が上がっている。自分の好きなことをして、億万長者になれる理想の職業というわけだ。
 しかし、素人がYouTuber成り金になるのは困難になってきた。YouTubeが金になると分かった芸人や芸能人が次々とYouTuberに参入している。テレビで顔を知られている芸能人なら、瞬時に万の単位のチャイネル登録を集め、視聴回数を稼ぎ出すだろう。
 こうなっては、素人の出番は減少の一途となる。素人によるYouTuberシーズン1は終了し、プロの出演者によるシーズン2が始まろうとしているのだ。

2.Google先生からYouTube先生へ

 少し前までは、「分からないことがあったら、Google先生に聞いてみよう」と言っていた。Google検索は、参考資料を提示してくれる。
 最近はYouTube先生の方が人気が高いようだ。YouTubeで、検索すると、テキストの資料ではなく、本物の先生が出てきて教えてくれる。
 魚の捌き方から寿司の握り方。面接試験のコツやスマホ動画の撮影方法。投資信託から不動産投資まで、どんな課題でも検索するだけで、先生が現れて講義をしてくれる。
 経済学でも社会学でも数学でも考古学でも古典的なものから最新のものまで揃っている。英会話も中国語会話もフランス語会話もOKだ。
 教育は、今後もYouTubeの有望なコンテンツだろう。
 
3.翻訳+YouTubeでインバウンド対策
 
 翻訳サイトとYouTubeを組み合わせると、更に世界が広がる。インバウンドビジネスをするなら、「東京で行くべき○○の店」を英語に翻訳し、YouTubeで検索するといい。
 世界各国のYouTuberが沢山の店を推薦している。これらを観るだけで、外国人にウケテいる店が分かるし、自分の店を改善する方法も見えるだろう。
 更には、同様の動画を撮って、アップすることもできる。
 コメントを受け付けているのなら、自分の店を売り込んでもいいかもしれない。または、Facebookで顧客となるような趣味のグループに入ったり、個人を検索して連絡を取ってみても良いだろう。
 
4.様々なプロモーション動画

 映画予告編は最高にカッコいいPV(プロモーションビデオ)だ。音楽コンテンツのPVも素敵だ。RTまでのPVはカッコイイものだった。
 しかし、実はあらゆる商品やサービスのPVが可能だ。
 例えば、そば屋さんが、「ダシを作りながら、季節限定の蕎麦を紹介するビデオはどうだろう。もっと単純に、暖簾の前でオヤジさんと女将さんが「おはようございます。今日も○○庵にてみなさまのご来店をお待ちしています」と声を揃えて挨拶する動画を毎日アップする。あるいは「そば粉の値段が上がって困っています」「アルバイト募集中です」など、一言だけの動画を撮る。
 自慢したいことがあれば、動画で自慢する。困ったことがあれば、動画で「助けてくださ~い」と訴える。
 そして、リンクをツイッターやfacebookに流す。これだけでも、企業や商品をPRすることができるのである。

5.YouTubeをどのように活用するか?

 YouTuberが今後も稼げるのか、という問題と、YouTubeが今後どのように発展していくかは全くの別問題だ。今後のYouTubeの発展を考えると、YouTuberが邪魔になる時代も来るのではないか。お金を稼ぐ手段としてのYouTubeのイメージが強くなり、新しい用途の発展を阻害するかもしれないからだ。
 例えば、視聴者数は少なくても、営業ツールとして動画を活用することもできるだろうし、商品説明の動画を上げ、それを販売スタッフに勉強させることもできる。
 アパレル業界でも、コレクションや展示会を動画で上げたり、デザイナーがテーマを説明したり、パターンナーが着心地について解説すれば、これまで以上の情報が顧客に訴求できるし、より深いマーケティング戦略が取れるだろう。
 SCテナントで広い面積を持て余しているならば、自撮スペースを作り、試着した動画をアップしてもらうのも良いだろう。
 自由に顧客にも積極的に動画を上げてもらうことで、コミュニティも生まれるかもしれない。
 顧客がいなければ、販売スタッフが順番に撮影して動画をアップすればいい。
 YouTubeがどうなるかは結果問題であり、我々がYouTubeをどのように活用していくかが問われている。何といっても、無料なのだから。

*有料メルマガj-fashion journal(427)を紹介しています。本論文は、2020.1.27に配信されたものです。リアルタイムでの講読をご希望の方は、http://www.mag2.com/m/0001355612.htmlよりお申し込みください。

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