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January 07, 2019

フォーマル競馬イベントの提案 j-fashion journal(282)

1.競馬クラッシックデー

 競馬発祥の国イギリスでは、競馬を「スポーツ・オブ・キングス (Sport of Kings)」と形容する。王侯貴族等によって近代競馬が形成された歴史ゆえだ。
 特定の日を「競馬クラッシックデー」と定め、フォーマルウェアで集うイベントができないだろうか。
 最近は、競馬のイメージも少しずつ上がってきた。それでも戦後の貧しいイメージを引きずっている。競馬場と言うと、競馬新聞と赤鉛筆を持っているオジサンのイメージだ。競馬を楽しむ人々の高齢化も気になる。このままでは競馬という文化を後世に残せるかも疑問だ。
 競馬のイメージを再構築し、競馬を上品な大人の遊びに戻すことが重要ではないだろうか。
 それには競馬のルーツに戻り、優雅で貴族的なムードを復活させたいと思う。
 ファッション業界にとっても、ドレスアップする場、大人の社交場が生れることは、新たな市場創造を意味する。競馬業界とファッション業界の双方にとって、WIN-WINの関係が構築できるだろう。

 シーズンに一回、つまり半年に一度、「競馬クラッシックデー」を設定する。その日は、競馬のレースの他にイベントを行う。イベントの目的は「チャリティ」である。ドレスアップした紳士淑女が集い、少額の馬券を購入し、勝ったらその一部を寄付する。これが、このイベントの基本だ。
 その他にも、ファッション関連のパーティー、ワイナリー主催のパーティー、競馬初心者のための競馬講座等を開催するのもいいだろう。
 このイベントの目的は、競馬場を社交場にすること。ギャンブルの場ではなく、コミュニティの場として再定義することだ。

2.VRでインバウンドを巻き込む

 更に、このイベントに海外からの観光客を誘致できないだろうか。
 私はカジノを建設して集客するより、競馬場に海外からの観光客を集めた方が他の観光地と差別化できると思う。上品で優雅で、地元の治安の心配も少ない。
 競馬場からギャンブラーのイメージを払拭し、お洒落をした人々の交流を深める場にしたい。
 それには、他国の競馬場との差別化が必要だ。例えば、ソニーなどと組んで、日本のVR技術を発信することはできないだろうか。
 馬か騎手に小型のカメラやマイクをつけて、その画像をVRで体験できるようにする。自分がサラブレットになって疾走することもできるし、騎手になってレースをする体験もできるはずだ。これは、既にF1レースでも行っていることだ。

3.新しいオーダーメイドのコレクション

 年に二回のイベントなら、ファッションイベントにぴったりだ。
 例えば、新しいタイプのオーダーメイドのコレクションをレース終了後の競馬場で行う。モデルが作品を身につけ、フロアショーを行う。顧客は、そのデザインを元にオーダーメイドで発注することができる。
 通常のコレクショインは、バイヤーとプレスを対象としているが、このイベントに来るのは、上級のお洒落を楽しむ消費者である。したがって、消費者を対象としたコレクションが適している。できれば、重衣料の商品単価が10万円以上のゾーンが望ましい。
 この価格帯もまた、インバウンドを意識したものでもある。勿論、国内の大人のファッションとしても訴求できるだろう。
 昼間は競馬を楽しみ、パーティーを楽しみ、夜はファンションショーを楽しむ。こんな贅沢な一日があってもいいではないか。

*有料メルマガj-fashion journal(282)を紹介しています。本論文は、2017.4.17に配信されたものです。リアルタイムでの講読をご希望の方は、http://www.mag2.com/m/0001355612.htmlよりお申し込みください。

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