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October 11, 2017

定年になったら人生のオーバーホールをしよう j-fashion journal(264)

1.リタイアしたらオーバーホール

 日本で「男の身だしなみ」といえば、服とヘアスタイルだった。別の言い方をすれば、洋服屋と床屋に行くのが身だしなみだった。しかし、ヘアスタイルもファッションもカジュアルになり、「身だしなみ」という概念は希薄になっている。
 特に、リタイア後の男性は、身だしなみを整えるモチベーションも失っている。外出する用事もないし、自分を見てくれる人もいない。
 ここで、発想の転換が必要になる。リタイアしてまずやるべきは、「心身のオーバーホール(分解点検修理)」である。
 約40年のサラリーマン生活でしみこんだ組織人の発想を脱すること。これからは、一個人として社会に対峙していかなければならない。会社の名刺に依存するのではなく、新たな自分のアイデンティティを確立するのだ。

 生活サイクルも会社を中心にしたものではなく、自分の健康を軸に組み立て直す必要がある。
 オーバーホールの第一歩は鏡を見ることだ。自分の顔をじっくり見てみよう。そこに写っている自分の顔に、今後の人生を積極的に生きていく活力を見出すことはできるだろうか。異性を引きつける魅力を見出すことはできるだろうか。
 
2. 自分の顔を見てみよう

 多くの人は、鏡の中に「疲れた初老の男の顔」を見るだろう。表情に乏しく、どんよりした表情。なぜそう見えるのかを考えてみよう。
 まず、顔全体の弛みとしわだ。若い時の肌には張りがあった。その張りが失われ、重力で皮膚が下がっている。頬のあたりを少し上げてみよう。そう、若い時はこんな顔だった。
 顔色はどうだろうか。血色という言葉がある。血液の赤が透けて見えるような健康的な色だ。私自身の顔は顔色が悪い。鏡を見ているのが辛くなるが、もう少し我慢しよう。
 老けて見える、最大の原因はあちこちにあるシミやイボだ。黒子も増えているし、毛穴も目立つ。
 どうしてこうなったのか。一言でいえば加齢による老化現象だ。普通はここで諦める。加齢に逆らうことなどできない。男の顔なんてこんなものだろう。
 勿論、人間は若返ることはできない。しかし、健康に生きることはできる。あなたの顔は健康に見えるだろうか。もし、本当に健康な人なら、肌も健康なはずだ。
 顔はその人の心身両方を表している。健康な生活をしているのか。食生活はどうか。睡眠はどうか。
 精神的にはどうだろう。好奇心にあふれて、なんにでも興味がある目をしているのか。それとも、全てを諦めた穏やかな目をしているか。それとも、何を考えているのか分からない不健康な目をしているのか。
 普通の人は諦めている。自分の顔を変えることはできないと信じている。それは、自分の顔を手入れする習慣がなかったからだ。そもそも、鏡を見る習慣さえない。鏡を見るのは、髪が乱れていないか、ネクタイが曲がっていないかを確認するだけではなかったか。肝心の顔を見てこなかったのだ。
 リタイアしたのだから、急ぐことはない。じっくりと顔を見てみよう。会社の名刺がなくなった今、あなたの名刺は自分の顔である。
 
3.良質な睡眠のための生活習慣

 皮膚には、自然治癒力が備わっている。徹夜をして肌が荒れても、自然に修復されるのだ。紫外線にあたれば、からだを保護するためにメラニン色素ができる。日焼けで黒くなるのがそれだ。しかし、夏が終われば日焼けの色は、元の健康的な肌色に戻る。この健康的なサイクルが老化と共に失われる。完全に修復されず、からだを保護してくれてメラニン色素が居すわってしまう。それがシミである。
 健康的な顔を取り戻すことは、皮膚の自然治癒力を取り戻すことだ。それには、多少の努力が必要になるが、不可能ではない。
 皮膚の自然治癒力を取り戻すことは、からだ全体の自然治癒力、免疫力を取り戻すことに等しい。つまり、健康を取り戻すことにつながる。そのバロメーターが顔なのだ。
 人間の自然治癒力が回復するのは睡眠の時間だ。良質な睡眠は、脳を回復させ、皮膚を回復させ、内蔵を回復させる。免疫力を高め、活動的な昼の時間に備えるのだ。
 サラリーマン時代は、昼の時間こそが全てだった。しかし、リタイア後の生活は、昼と同様に、良質な睡眠を意識しなければならない。
 良質な睡眠を取るためには、22時には食事も飲酒も切り上げるべきだ。
 午前中には太陽光を浴びよう。それによって身体のリズムが整えられる。
 できれば、午後3時前に15分から20分程度の短い昼寝をしよう。
 そして、見るは入浴後30分以内に眠ること。
 これだけで体調が変わってくるはずだ。もちろん顔も変わってくる。
 
4.身体を錆びさせない食生活

 次に考えるべきことは、食生活である。食生活というと、ダイエットを第一に考えがちだ。ダイエットを考えると、カロリー制限、糖質制限など、マイナスの発想になりがちだ。
 本来は、むしろ摂取すべき栄養素を考えなければいけない。バランスの良い食生活こそ、健康と自然治癒力を取り戻すことである。それが結果的にダイエットにつながるのである。
 肌の弾力を作るのがコラーゲンである。しかし、コラーゲンを飲んでも肌のコラーゲンにはならない。肌のコラーゲンのためには、ビタミンCやビタミンA(ベータカロチン)が必要である。また、肌のミネラルとしては、銅や亜鉛、マグネシウム、マンガン、ヨウ素などをバランスよく摂取すること。
 更に、肌を錆びさせない(酸化させない)栄養素としては、ボリフェノールが上げられる。最近よく耳にするイソフラボン、カテキン、フラボノイドもポリフェノールの一種である。
 これらをサプリメントではなく、食生活からバランス良く摂取することが重要である。具体的に食材を見ていくと、健康食そのものであり、ダイエット食とも共通していることがわかる。
 ビタミンAは、緑黄色野菜(オクラ、カボチャ、小松菜、サヤインゲン、サヤエンドウ、シソの葉、春菊、チンゲン菜、ニラ、ニンジン、パセリ、ピーマン、ブロッコリー、ほうれん草など)に含まれている。
 ビタミンCは、緑黄色野菜、淡色野菜、(カブ、カリフラワー、キャベツ、ゴーヤ、サツマイモ、ジャガイモ、白菜、モヤシ、蓮根など)。
 ビタミンEは、玄米、胚芽米、黒パン、植物油(ゴマ油、オリーブ油など)、大豆、落花生、アーモンド。
 カテキンは、緑茶、カカオ豆、赤ワイン、蓮根、リンゴ。
 イソフラボンは、大豆胚芽、納豆、豆腐。
 フラボノイドは、赤ワイン、ココア、蕎麦、タマネギの皮、柑橘類の袋。
 カロテノイドは、オレンジ、トマト、ニンジン、パイナップル。
 アスタキサンチンは、鮭、エビ、いくら、鱒。
 L-システインは、米胚芽、豚肉、柿。
 銅は、タコ、エビ、イカ、カニ、ココア、そら豆。
 亜鉛は、かき、ごま、大豆、ホタテ、小麦胚芽、くるみ。
 健康雑誌等は、一つの食材だけを強調することが多いが、最近の研究では、それぞれが互いに影響しあってこそ、効果が出るのであり、単体で効果が出るものではないことが分かっている。

*有料メルマガj-fashion journal(264)を紹介しています。本論文は、2016.12.12に配信されたものです。リアルタイムでの講読をご希望の方は、http://www.mag2.com/m/0001355612.htmlよりお申し込みください。


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