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September 08, 2015

インターネットマーケティングコンサルタント j-fashion journal(166)

1.コンサルタントって何?

 コンサルティングとは相談に乗ること。コンサルタントとは、専門知識により、企業や経営者の相談に乗る個人及び企業を指すが、欧米では基本的に個人を指す。
 コンサルタントが複数在籍し、コンサルティングを請け負う企業をコンサルティングファームと呼ぶ。
 専門知識とは特定の分野の深い知識を指すのだから、コンサルタントも千差万別だ。私も「ファッションビジネスコンサルタント」を名乗っているが、得意分野は企画やモノ作り、ブランド開発であり、営業や販売のコンサルティングは専門ではない。専門ではないが、聞かれれば答えなければならないのが、コンサルタントという仕事なので、人よりは勉強することになるのだが・・・。
 そもそも「ファッションビジネス」の範囲はやたらに広い。糸、テキスタイル、製品、流通、販売から販売促進、広告宣伝、メディアやイベントまでファッションビジネスに入る。

 テレビに出てくるファッションディレクターは、芸能人や一般人のファッションチェックをする人だが、欧米ではアパレル企業や小売企業で商品企画や商品戦略の意思決定をする人を指す。
 テレビに出演しているおしゃれなオジサンも、元カリスマ販売員で接客のインストラクターをしている人もファッションビジネスコンサルタントと名乗っているかもしれない。
 ファッションビジネスのどこかの専門分野で相談に乗る人は全てファッションビジネスコンサルタントなのだ。
 
2.インターネットビジネスって?
 インターネットビジネスとは何だろう。インターネットそのものをビジネスの対象にしているのならば、回線、通信機器、ホスティング、サーバー管理、ドメイン管理等だろうか。あるいは、WEBデザイン、データベースとWEBの連携による業務の自動化等か。ネット販売を考えると、顧客管理やCRMも大切だ。
 更に、顧客とのコミュニケーションという意味では、SEOやネット広告、SNS活用方法も重要なポイントになる。
 WEBに掲載する商品写真の撮り方だって、インターネットビジネスの一部である。
 こうなると、あらゆる専門分野がインターネットビジネスに含まれ、あらゆる専門家がインターネットビジネスコンサルタントと名乗っても文句は言えない。
 更に、全くインターネットを利用していない企業に対して、その活用方法を教えることも、立派なコンサルタントだ。無償のサービスを活用して、業務改善やコミュニケーション改善を行うこともできるだろう。更に言えば、Eラーニングの仕組みを使って遠隔地の経営者の相談に乗ることも、インターネットの活用である。
 最早、インターネットはビジネスインフラの一部であり、全てのビジネスと関連している。
 
3.SEO対策とオンライン広告
 店頭で商品が売れなくなっている。インターネット通販のシェアは高まる一方だ。しかし、中小企業がネット通販に参入しても、担当者一人の人件費も賄えないことが多い。
 その理由の一つは、WEBが顧客の目に留まらないことだ。WEBデザインにも、ネット広告費も掛けられない。会社もブランドも知名度が低い。これでは売れるはずがない。
 小売店を出店する場合も、ネットショップを出店する場合も基本的には同じことだ。まず、顧客にショップの存在を知らせなければならない。リアルなショップであれば、ファッション雑誌に広告を出したり、チラシを配ることで、顧客をショップに誘導できる。ネットショップでも同じだ。ネット上で話題になり、ブロガーが取り上げたり、SNSでシェアされることでショップや商品の存在が知れ渡る。
 また、商品やサービスのキーワードで検索した時に、上位に表示されることが重要である。SEO対策だ。
 検索とオンライン広告は、中小企業にとって非常に重要である。検索で上位に表示されれば、集客力を高めることができる。オンラインモールに出店するメリットは、集客力だが、その分コストが掛かる。できれば、自社サイトで商品が売れることが望ましい。
 リアルなショップであれば、店の前を通る人が偶然店に入ってくるかもしれないし、そこから口コミが始まるかもしれない。しかし、ネットショップでは、顧客が偶然ショップを訪問することは期待できない。リアルな店以上にストーリー作りが重要になる。
 そして、そのストーリーをSNS等を通じて、浸透させていくことが重要である。できれば、商品を販売する前に、顧客候補になる人々を組織化しておきたい。
 
4.WEBデザインとショップデザイン
 ネットショップの存在が知れ渡ったとしても、WEBデザインやコンテンツの内容がつまらないものならば、画面のどこもクリックしないままに、他のページに流れていくだろう。
 本来は、リアルなショップを作るように、WEBデザインに投資しなければならない。ショップにセンスがなければ、顧客は店に入ってこない。同様に、WEBデザインのセンスが悪ければ商品は売れないのだ。
 ネットショップでは、リアルな店とは異なり、商品を触ることも試着することもできない。画像や説明を含めて、情報でしかないのだ。ネットショップの商品は情報である。顧客の家に商品が届いた時に初めて、リアルな商品になる。
 商品を購入した後のフォローも重要である。商品を使って喜んでいただけたのか。それとも不満を感じているのか。商品の評価を頂いてこそ、次のシーズンにつながる。
 ここまでの流れは小売店と同様だ。しかし、ネットショップはより高度な情報コントロールが必要なのだ。
 
5.インターネットに適した商品とは?
 リアルなショップで販売する場合、ショップ空間と商品のバランスが重要になる。広い店の片隅に商品が1、2点置いてあるだけでは、商品の魅力は伝わらない。
 ネットショップでは、画面と商品のバランスを考えれば良い。商品の点数よりも、情報の量が重要である。商品の蘊蓄は多いほどよい。素材の蘊蓄、加工の蘊蓄、手入れ方法の蘊蓄、使い方の蘊蓄、友人に自慢できる蘊蓄など。顧客はこれらの情報に対して、価値を感じるのであり、情報の価値を商品に乗せて販売するのである。

*有料メルマガj-fashion journal(166)を紹介しています。本論文は、2015.1.19に配信されたものです。リアルタイムでの講読をご希望の方は、http://www.mag2.com/m/0001355612.htmlよりお申し込みください。

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