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July 14, 2015

健康半農ライフ j-fashion journal(146)

1.免疫力を高めるポイント

 「健康に悪いことは何か」は分かりやすい。暴飲暴食、睡眠不足、ストレス、冷えなど。健康のためには、運動も欠かせないというが、アスリートの平均寿命は長くないとも聞く。過度な運動は健康に悪い。
 肥満が健康に悪いので、ダイエットをすることは間違っていない。しかし、筋肉を付けて基礎代謝を上げることが正しいのかは疑問だ。基礎代謝を上げることは、自動車にたとえると燃費を悪くすることだ。大量に食べて大量に代謝するという生き方が正しいとは思えないのだが、どうなのだろう。
 健康を維持するには、免疫力を高めることが重要だ。免疫力とは、人間に備わっている病原菌やウイルスをやっつける力だ。また、人間の身体の中では、大量の活性酸素が発生し、それを免疫力で分解しているとのこと。免疫力が弱まると、様々な要因で身体のバランスが崩れていく。
 免疫力を高めるには、第一に睡眠が重要だ。免疫力を高めるには、交感神経と副交感神経のバランスが重要であり、それを維持するには、適切な睡眠が欠かせない。

 第二に、適度な運動。人間は動かないと筋肉が萎縮し、運動機能が低下する。それを防ぐためには、ストレッチ、体操などが有効とされている。筋肉を付けることが目的ではなく、運動機能を維持するための運動で良い。
 また、軽い有酸素運動、深呼吸を伴う体操は、呼吸を整える意味でも効果的である。
 第三は、正しい食生活。免疫細胞は腸に多く存在する。腸が健康なら、身体全体も健康になる。
 それには、身体に有害な添加物、化学物質を避け、過食を避けること。酒、たばこは論外だ。
 腸内環境を整備するには、発酵食品が良いとされている。日本人にとってなじみの発酵食品とは、納豆、味噌、漬物等である。
 最近は消化酵素が注目されている。生の野菜や果物を摂取することは、食物繊維だけでなく、酵素の摂取につながるというのである。
 現代人はサプリメントが大好きだが、食生活のバランスという意味では、特定の栄養素やビタミンだけを大量摂取することが本当に身体に良いのか、は疑ってみる必要があるだろう。むしろ、バランスの良い栄養を吸収できる健全な腸を育てるという発想の方が効果的なのではないか。
 第四は、体温を上げること。具体的には入浴である。人間の免疫力は、体温が下がると低下し、体温が上がると上昇する。病気になって熱が出るのも、免疫力を高めるためだ。したがって、日本人の入浴スタイルは、免疫力を高めるのに効果的と言える。
 どれにも共通しているのは、ストレス軽減につながるということだ。精神的ストレス、身体的ストレスは健康を阻害する大きな要因である。というより、健康を阻害されている時には感じるのがストレスと言ってもいいだろう。

2.都会生活と限界集落の生活

 都会の会社に勤めるビジネスパーソンのストレスは高い。家と職場が離れていれば、朝早く起きなければならず、睡眠不足になりがちだ。満員電車もストレスが溜まる。
 企業という組織に所属しているだけでもストレスは溜まる。自分のペースで仕事ができず、常に他人に管理される。スケジュールと数字に追われ、常に緊張を強いられるのである。
 ストレスを紛らわせるために、アルコールを飲めば、それゆえに睡眠不足になり、疲労が蓄積する。
 せっかく入社しても、1~2年で退職する若者が最近増えているという。経済成長時代は、市場全体が伸びているので、誰もが頑張れば成長できると考えていた。滅私奉公のような思想も、将来に希望があったからこそ成立したのだ。
 市場が成長せず、努力が実らない時代になると、企業への忠誠心も薄らいでくる。終身雇用は崩壊しており、企業に貢献しても、企業は個人を守ってくれるわけではない。
 仕事で成長できないのならば、仕事以外で充実した人生を目指すのは自然なことだ。
 現在は、人口減少社会、高齢化社会だ。大都市以外の地域では限界集落が増えている。限界集落とは、「過疎化などで人口の50%以上が65歳以上の高齢者になった集落」である。「限界集落は、共同体としての機能が急速に衰え、消滅に向かっている」とのこと。
 しかし、健康という視点で見ると、違った光景が見える。農村の高齢者は皆元気そうだ。毎日、畑に出かけ、作物の世話をし、近所の人とお茶を飲みながら、談笑している姿は、ストレスを感じさせない。
 規則正しく、健康的な食生活。そして、自然の中で適度な運動を行っている。
 こうした生活に憧れる若者も多いが、農村には仕事がない。現金収入が得られないので、生活ができないのだ。
 しかし、もし、若者が限界集落の農村で生活できれば、農村も変わるだろう。例えば、都会の生活費は稼げなくても、生活コストの低い農村の生活費は稼げるかもしれない。
 個人が作るネットショップは、一人の人件費を稼ぐのも大変だが、農村なら採算が取れるかもしれない。その代わり、半分は農作業を行う。あるいは、地元の企業で働くのはどうだろう。
 限界集落を放置すれば、消滅してしまう。しかし、そこに若い世代が住み着き、都会とは異なるライフスタイルを楽しむことができれば、双方にメリットがある。
 
3.「半農半創」「半農半IT」という生き方

 地域社会にとって、高齢化が進む農村に若者が住み着くことは地域社会の存続に関わる大きな問題だ。
 若者にとって、都市部の収入も支出も多い生活と、農村の収入も支出も少ない生活の選択肢を得ることは、大きな意味がある。人には、特性がある。企業社会に馴染めない人と馴染める人がいる。一人でコツコツ仕事を続けることに適性がある人もいるし、地域社会の潤滑油となって、地域を盛り上げる人もいるだろう。
 これまでは、都市部のビジネスに落ちこぼれれば、ホームレスに転落するしかないと思われていた。だから、ストレスを蓄積し、鬱状態に苦しむ生活に耐えようとしてきたのだ。
 完全な組織人間かホームレスという選択肢はあまりにも極端だ。また、自給自足生活とサラリーマンという選択肢も極端だ。半分自給自足で半分現金収入という生活。半分ネットで稼ぎ、半分地元で稼ぐという生活。
 こうした「半農」の生活は、心身ともに健康的であり、地域社会にも貢献できる。地元の高齢者を助け、慣れない農作業等は高齢者に教えてもらう。
 半分は地域の共同体で暮らし、半分はプライバシーのある個人で暮らす。そんな生活が実現できないだろうか。
 これを実現するには、二つの支援が必要になるだろう。
 第一は、農村、集落での生活支援だ。半農生活では、生活コストを下げるためだけでなく、共同体を維持するためにも、一定時間は農作業に従事することが義務づけられる。そうでなければ、別荘族のように地域社会とは隔絶した存在になってしまう。
 最低限、自分で食べる作物を育てる。あるいは、現金に換えられる作物でも良い。しかし、地域に共通した仕事をすることで地域社会は保たれるのだ。
 もちろん、村の祭りや行事にも積極的に参加することが義務づけられる。
 そうした農村でも生活全般を支援する人的ネットワーク、情報ネットワークがあれば、都会から移住するのも容易になるに違いない。
 第二は、現金収入を得るための支援である。個人がWEBショップを作るより、地域で作った方が効果的であり、コストダウンにつながる。
 あるいは、組合や法人を設立した方が良いこともあるだろう。そうした、ビジネス全般の支援を行うことで、地域外の人とのコミュニケーションが生まれ、ビジネスが生まれる。
 こうした生活をする人が増えれば、そのライフスタイルそのものが注目されるだろう。その時の衣食住とはどんなものか。その根底には個人の健康があり、地域のアイデンティティがある。ファッションやトレンドとは異なる新しい衣生活が生まれるかもしれない。

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