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May 23, 2015

天然発酵建藍染ブランド「喜之助紺屋」展

 埼玉県北部の利根川流域では、江戸時代より綿織物と藍染めの産地でした。
 江戸時代の日本では8割が農民でした。そのほとんどが藍染めの野良着を着ていました。
 戦後、合繊ジャージーの登場により、野良着が廃れ、藍染業者は剣道着に活路を見出しました。
 しかし、価格競争が厳しく、ほとんどの業者がインディゴに転換していきました。
 埼玉県羽生市の野川染織工業(株)は、現在でも天然発酵建藍染めで糸を染め、織布、縫製まで一貫して行っています。2014年に創業100周年を迎えました。創業時の屋号が「喜之助紺屋」でした。
 次の百年間、天然発酵建藍染を継続するために、創業時の屋号をブランド化し、新しい和様生活着を提案していきたいと思っています。
 今回、久米繊維工業株式会社ファクトリーショップにおいて、新ブランド「喜之助紺屋」のキックオフイベントを行います。一日限りのトークショーと、約1カ月の製品展示販売です。

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◆トークショー「木綿と藍染めと日本人の暮らし」

・埼玉県北部の利根川流域は、江戸時代より木綿栽培と藍染が盛んな地域でした。木綿と藍は日本人の暮らしを変えました。
木綿は、藍染することで性質を大きく変えます。強度が増し、吸湿性に優れ、防炎性を備えます。また、過酷な農作業では、蛇避け、虫避け、汗疹や皮膚病予防、抗菌作用、抗酸化作用に優れています。
・天然発酵建藍染とインディゴ染は、染色された色は似ていますが、環境への負荷が違います。
・本来、木綿も藍染も水洗いが最善であり、合成洗剤で洗うと劣化します。藍染木綿は抗菌性が高く、水洗いだけでも臭いません。もし、日本中の人々が藍染木綿を着て、水洗いだけで済ませば、河川の汚染も格段に減少するでしょう。
■第一部:「江戸時代の日本人の大多数は藍染木綿を着ていた」
野川雅敏(野川染織工業株式会社社長)×坂口昌章(シナジープランニング)
・藍染めの伝統と文化
・藍染めの製造工程
・野川染色工業(株)について
・「喜之助紺屋」について
■第二部:「サスティナブルな産業と暮らしを考える」
森和彦(日本オーガニック今トン協会理事長)×野川雅敏(野川染織工業株式会社社長)×坂口昌章(シナジープランニング)

●日時:2015年5月30日(土曜日)15時~18時
●会場:久米繊維ファクトリーショップ
〒130-0012 東京都墨田区太平3-9-6
TEL 03-3625-4188 FAX 03-3625-2695
◯電車でのアクセス
JR総武線「錦糸町駅」北口より 徒歩6分
東京メトロ半蔵門線「錦糸町駅」4番出口より 徒歩4分
●参加費無料:会場の都合により、完全予約制、30名限定とします。
●参加申し込み:参加を希望される方は、下記の要領で、氏名と所属等をメールにてご連絡ください。masakaguchi@nifty.com 坂口までお願いします。

トークショー申し込み

5月30日のトークショーへの参加を希望します。

氏名:*****
会社名、職業等:*****

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◆新製品の展示販売

●日時:2015年5月29日(金曜日)~6月25日(木曜日)10時~18時
●会場:久米繊維ファクトリーショップ

●展示製品
・藍染め勝色Tシャツ(久米繊維工業株式会社とのコラボレーション):国内で編立、縫製したTシャツを30回以上、丁寧に手染めしました)
一枚のTシャツを染める工程の動画 https://www.youtube.com/watch?v=OtL0j6zKhok
・藍染タオル(日東タオル株式会社、ツバメタオル株式会社とのコラボレーション):泉州産地で織ったタオルを丁寧に手染めしました。ボディタオルは二人掛かりの作業です。
一枚のボディタオルを染める工程の動画 https://www.youtube.com/watch?v=Ly1O2dfYMDk
一枚のバスタオルを染める工程の動画 https://www.youtube.com/watch?v=3B72mER-AUQ
・藍染(青縞)筒袖半着:天然発酵建藍で糸染(先染)し、無地に織り上げた織物を青縞と言います。糸染から機織、縫製まで全て羽生市の社内で行っています。着ているうちに、染めの濃淡が出て、格子のように見えることから青縞と呼ばれるようになりました。デザインは古武道着と同じものです。
・藍染(青縞)野袴:剣道袴よりも分量を削って、日常生活でも使いやすくしています。縫製仕様は剣道袴と同じです。
・藍染(青縞)たっつけ袴:野袴より更に細く、パンツに近いオリジナルデザインです。
・藍染(青縞)越中
・藍染(青縞)手甲
・その他、藍染(青縞)商品

                  以上

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