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November 03, 2010

Ustreamで産地と企業をPRしよう!

 事業仕分けもあり、繊維関連イベントも追い詰められている。既にJCの求心力は失われ、再び産地展へと分散する傾向にある。
 JCが立ち上がった時期は、隠されていた日本の産地メーカーが一気に「見える化」したため、新鮮な驚きがあった。「こんなメーカーがあったのか!」「こんな商品ができるのか!」という発見と感動があったのだ。しかし、既に10年以上が経過し、発見も感動も薄らいでしまった。
 実際に産地企業を訪問し、過去のアーカイブや工場を見れば、まだまだ発見も感動もある。しかし、アパレル企業の多くは、経費削減で産地への出張さえ認めなくなっている。
 そして、価格訴求だけの安易なモノ作りに走っている。低価格商品を生産し、低価格で販売する。売上と利益は下がり、給料も下がる。購買力も下がり、更なる価格競争に突入する。ますます国内生産は難しくなり、海外生産が増える。メーカーは倒産し、失業者が増える。夢を売っていたはずのファッションビジネスがいつのまにか「最大不幸を追求する産業」になってしまったのだ。

 今こそ、価格競争とデフレスパイラルから脱却しなければならない。それには、日本オリジナル商品が必要であり、その担い手は日本国内産地である。アパレル企業は産地、産地企業、メイドインジャパンのモノ作りを再発見する時期に来ているといえるだろう。
 そこで提案したいのがUstreamを活用した産地、企業、商品のPRである。Ustreamとは、インターネットを使って無料で動画を配信できるサービスである。2007年からアメリカでスタートしたサービスだが、今年になって日本語版のWEBが整備され、ソフトバンクが出資を発表するなど、2010年は「Ustream元年」といえる様相を呈している。
 Ustreamはネット配信であり画質を期待するものではない。むしろ誰でも簡単に低コストに画像配信ができるところに特徴がある。そこで、各産地展の様子をUstream配信すること、各産地、各企業のプロモーション動画を制作することを提案したい。日本の産地を学ぶ講座の教材として、企業や専門学校等に配布してもいいだろう。更には、英語や中国語のナレーションを付けて、海外に紹介することも可能になる。
 Ustream元年は、動画のビジネス活用元年でもある。この時期に、もう一度産地活性化、産業活性化を提案していきたいと思う。

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