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April 29, 2007

携帯を活用したB2Bの可能性(日本繊維新聞2007年1月11日付寄稿)

 インターネットに接続する端末で最も多いのは携帯である。しかも、携帯の性能が上がり、PCでできることのほとんどは携帯でもできる。当初、「あんなに小さなボタンを押して文字が打てるものか」と思ったが、入力ソフトの進化もあり、チャットのように短文で何度もメールするのなら、携帯の方が使い勝手がいいほどだ。
 ほとんどの携帯にはカメラが付いていて、静止画も動画も撮れる。また、QRコードリーダー機能を搭載しているものも多いので、バーコードリーダーとしても使える。
 現在の携帯ビジネスは、B2Cが主流だ。着メロ、着うた、壁紙の配信。携帯サイトを使った情報サービスや通販。今後、携帯に大容量のメモリーが搭載されれば、画像配信も増えるだろう。
私が興味を持っているのは、B2Bの携帯活用である。最近、販促に使われるのは、「空メールを打たせて、携帯アドレスを取得し、返信メールから携帯サイトに誘導して、懸賞やアンケートに応えてもらう」もの。こうしたアンケートやプレゼントを実施するのも容易だ。携帯サイトを簡単に作成できるASPサービスや、期間限定の携帯メールアドレスの取得サービスも出てきている。

最近のニュースで興味深かったのが、京都の清水寺が販売した「電子おみくじ付きの八福神お守り」。カード状のお守りのイラストの上に見えないバーコードを印刷し、それを携帯で読み取らせて「おみくじ携帯サイト」に誘導するというもの。今回のニュースは、見えないバーコードという技術がキーポイントになっているが、見えるバーコードでも同様の効果が期待できる。
このアイディアは様々な応用が可能だ。セールスマンの名刺やノベルティにQRコードを印刷し、携帯サイトに誘導して何らかのサービスを行う。占いや簡単なゲームでも良いし、懸賞でも良い。同様に、携帯への情報サービスを誘導するカードそのものを、ノベルティとして活用することも可能だ。ノベルティグッズに一枚のカードを加えるか、ノベルティグッズそのものにバーコードを印刷すればいい。
携帯を使ったこの種のサービスの優れている点は、利用者が意識しないうちに、携帯アドレスが取得でき、データベース化が可能になることである。清水寺には、数十万人の携帯アドレスがデータベース化されるだろう。それをどのように活用して、カスタマーリレーションを図るのかが、次の段階で問われるのである。◆

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