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May 13, 2004

文化服装学院流通専攻科ファッションビジネス専攻講義/2004年5月13日

変貌するファッションビジネス

1.モノ不足時代と製造業ブーム
    ・これまでの理論は需要>供給を前提にしていた
    ・江戸時代の特産品作り(貨幣経済の発展)
    ・産業革命とライフスタイルの変化
    ・輸出産業と富国強兵
    ・戦後復興と製造業ブーム
    ・現在は中国、ASEAN、中南米、インド、中近東、東欧で製造業ブーム
    ・先進国は製造業の空洞化

2.大量生産とチェーンストア理論
    ・作業の標準化と分業化
    ・大量生産によるコストダウン
    ・大量生産した商品を販売するためのチェーンストア
    ・セントラルバイイングと標準化店舗の多店舗化
    ・セルフサービスと集中レジ
    ・薄利多売が基本

3.世界的な供給過剰時代の到来
    ・繊維、アパレル製造業は世界的に供給過剰
    ・供給過剰になると価格が下がる
    ・100円ショップ、ディスカウンターの成長
    ・作る側より買う側が強くなる

4.ファッション価値、付加価値、情報価値
    ・原価率が下がり続ける理由
    ・ファッション製品はモノに情報の価値が乗っている
    ・豊かになるにつれ高まる精神的満足感への欲求
    ・どうしたら高く売れるのか?

5.インディーズが儲かる理由
    ・デジタル技術が可能にした個人単位の生産
    ・直接、顧客に販売することで高い利益を確保
    ・マイナー価値とマイナー情報が伝播するネット社会
    ・メジャーデビューすると収入が減るという現実

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「ファッション人材育成」カテゴリの記事

Comments

長山さん。
そうですね。若い時っていろいろと不安なんですよね。それはまだ生きていくのに十分な情報を持っていないからかもしれません。
でも、不安がある時って、「自分よりももっとすごい人が一杯いるんだ」と素直に思えますよね。でも、歳を取るにしたがって、先輩達との距離が近づき、いつの間にか自分が最前線に立たされている。それぞれの人は、強みもあるけど弱みもある、ということが分かってしまい、愕然とします。他人に依存できないことが明白になってしまうからです。これはこれで不安ですよ。
佐藤さん。
倉敷の美観地区、いいですね。クラボウの創設者のコレクション、大原美術館も素晴らしい。私は以前、大原美術館を訪ねて感激し、そのことをエッセイにして業界新聞に発表したことがあります。大原美術館の収蔵品には無駄なものが一つもない。駄目なものが一つもありません。私の考える理想の品揃え、MDのあり方です。
地方発の方が面白いことができる場合が多々あります。地方の緊密な人的ネットワークは都会が失ったものでもあります。そこから生み出されるエネルギーは素晴らしいものです。
街と店の関係というのは深いものがあります。これからも考え続けてください。

こんばんわ。佐藤記子です。
先生のコメントを読ませていただいて、物の価値と情報の価値は確かにバランスの問題だと思いました。情報の価値もビジネスをしていく上で使っていかなければいけないことだと思いました。
みなさんのやりたいことを読ませていただいて、私も密かに思っていることを言います!
私は、岡山県倉敷市の美観地区が好きでそこに将来小さなお店を作ることができたらと思っています。海外の主にヨーロッパのデットストックやアンティーク雑貨を扱うお店です。昔からの町並みが残っているところで蔵がありそこを改造して作りたいです。しかし現実になってしまうと、私が店を持てるようになったころその街がどうなっているのかというのもあります。
これからいろいろな経験をして、現実になるようがんばります!!

こんばんは。長山です。だんだん仲間が増えてきました!何よりです。うれしいです!普段なかなか自分の本音を語りたくてもうまく言えない、そんな気持ちを持っている人がたくさんいると思う。顔を見ないから、そして一人でじっくり考えながら自分と向き合う事もできるし周囲の考えも得られるので、本当に大切な場だと思いました。
さて、インディーズのお話ですが自分が抱いていた“インディーズ”と現実の“インディーズ”には大きな差がありました。音楽にしろ、ファッションにしろ自分自身がしっかりとした意志を持った上で取り組んでいけば自分が考える『成功』なり『結果』が得られるのかもしれません。
最近、現実として自分がこれからどの様な事をこれからしていけるのか、していきたいのか…などたくさんの事を考えます。考えれば考えるほど見えなくなるし、恐くなる。不安に打ち勝たなければ!!となぜかものすごく意気込みました。 ちょっと本題からはずれてしまいましたが。 
 何を目的としてビジネスをして行くのか、利益か満足か。私は理想としては満足に比重を置きたいなと思います。“それなりの”生活が出きれば私は幸せだなぁって思います。ましてや好きなもの、街に囲まれていられるなら、尚更です。 それが社会のためになっていければ嬉しいです。

出口さん。大川戸さん。佐藤さん。
書き込みありがとう。
このblogが通常のwebと異なるのは、こうして簡単にコミュニケーションが取れることです。webでも掲示板や会議室を作ることは出来ますが、こちらの方が簡単で、管理もしやすいと思います。
インディーズは面白いですね。本当は若い人にどんどん独立して欲しいと考えています。そして、そのための支援を仕組みとして作れないものか、と考えています。そうしたことを進めるために、NPO法人ファッション・リエゾン・ジャパンを創設したのですが、まだ上手く稼働していません。それについても、今度皆さんの意見を聞かせてください。
筋少の大槻ケンジは昔から面白かったと友人が言っていました。コンサート会場でお墓に立てる卒塔婆を売ったこともあるそうです。ゲゲゲ。
大川戸さん。ビジネスに向いている人間、向いていない人間って確かにいると思いますが、何らかのビジネス的な発想は資本主義経済の中で生きている私たちにとっては不可欠です。
大儲けを狙うビジネスもあり、自分たちの活動を維持するためのビジネスもあるわけで、どちらがエライということはないと思います。私自身もズーッとビジネスには向いていないのではないか、と思っていたんです。金勘定なんて嫌だ。服を作っていた方がいい。でも、そうやって働いていると、どうも誰かに操られているという気がしてきます。それに、好きな仕事をするためにも、自分で仕事をコントロールする必要が出てくるんですね。世の中には人を利用して楽して金儲けしたい、と考えている人はかなり多いのです。小さいお店を持てるようになるためにも、ビジネスには関心を持ってください。大丈夫です。必ず店は持てますよ。
佐藤さんの意見には賛成です。私も実質的な価値、モノの価値は重要だと思います。だって、情報価値は時代によって変わりますから。もし、日本人が欧米のブランドに対して「なんか最近飽きてきた。ダサイ感じがしてきた」と思って、ソッポを向いたら、簡単に会社は倒産します。情報だけに依存するのはとても怖いのです。でも、良い商品を作っているンだけど、情報価値について無頓着な人も、会社を潰してしまうんです。結局はバランスです。少なくとも情報価値という視点を持つということは大切だと思いますよ。

文化服装学院ビジネス専攻の佐藤記子です。
今日の講義の感想を送ります。
「ファッションは、物の価値+情報の価値」という言葉を聞いてとても納得しました。昔ものが少なかったころは物の価値のほうが比重が大きかったが、今は情報の価値のほうに比重を置いたほうが儲かる。今は、多種多様にものがありすぎて物の価値だけでは物を選べなくなってしまい、お客様は情報の価値でものを買うようになった。
有名ブランドの商品の原価のお話で、同じような品質でもそのブランド名が入っているだけで、何倍の値段にもなってしまう。お客様が満足しているのだからそれでいいのかも知れないが、私は物の価値をしっかりと見極めてほしいと思った。難しいことだけれどそのようにしないと、ファッションの魅力がなくなってしまうと思った。
私は、ブランドよりも質を見て満足したい。そのほうがそのもの自身を好きになり1点1点に愛情が湧いてきて毎日洋服を着ることが楽しくなり、それがファッションの魅力だと私は思います。


こんばんは。メールでは初めましてになります。ビジネス専攻科の大川戸彩です。先週、先々週、今日と3回連続の講義ありがとうございます。講義へのお返事が3回分も溜まってしまって申し訳ありません。
出口さん、長山さん2人とも、しっかりしていていつも尊敬の眼差しです。そして、先生のおっしゃる、『ビジネス』私には向いていないのかなぁ…といつも不安に思います。前回の講義の内容になってしましますが、『スロービジネス』のテーマ、とても心に深く突き刺さりました。私は、いつか地元鎌倉で雑貨(というか、アメニティ専門)のお店をささやかながら、開きたいなと思っています。でもまだまだ、漠然としていて。もちろん、その夢は『もう少し年を重ねてから』が良いんですけれど…でもその前にやりたいことが沢山合って何から始めたら良いのか、右も左も分からない状態です。まさに『スロービジネス!』ほんとに自分の甘さに恥ずかしくなるばかりです。もっと様々なことに貪欲になりたいなと日々感じてます。
本日の『インディーズ』のお話、なるほど~と思うことばかりでした。先生のパフォーマンスも面白かったですし!私も、チャンスを感じたり、物の見方を変えて、様々な要素があることを見抜けるようにならなければ。と思いました。頑張らなきゃ!
長山さんも出口さんも、とっても素敵な夢を叶えてくださいね~
私も2人を見習って、先生のお話を伺って、自分を高めて行こうと改めて考え直しました。
次回の講義を楽しみにまっています。それでは失礼します。

こんばんわ。
今日は、待ちに待った(?)インディーズの講義だったので、
とても楽しかったです!

インディーズの方が儲かる・・・。
はっきり言って、ショックでした。
私は、『インディーズはお金がない・発表の場がない』
と、勝手に思い込んでいたからです。
でも、よく考えてみれば、
誰でもただでHPがもてるような時代なんですよね、今は。
もしも、私の言う店を出したい場合、
『ただで持てるHPよりも、どんなメリットがあるか?』
が、明確になっていなければいけないと
今日の講義で分かりました。
物事は、色々な面から見ないと、
駄目なんですね・・・。
難しいですね。

長山さんの夢が叶うこと、祈ってますよー。
顔利きで、商品のバイイングさせてください。
・・・って、本当にここ、主旨と変わってますね(笑)
まさに、コミュニケーション!

今日の講義のツボは、筋肉少女帯でした(笑)
ますます主旨が変わりましたが、
次回の講義も、楽しみにしてます!
失礼します。

長山さん。
心の満足で良いのです。全ては心の満足のための行動です。
但し、ビジネスとは自分のためだけではないということですね。ビジネスはビジネスを呼びます。世の中に動きを与えます。それが社会への貢献にもつながります。
勿論、ビジネスだけが社会への貢献ではありませんが、個人的な心の満足を追求するためにも、その活動を維持するための経済的な基盤を作らなければなりません。それもビジネスです。ot;。

こんばんは、ビジネス専攻の長山です。
ビジネスの言葉の意味の広さにただただ怖気つきそうな私ですが、何かしてみたいのです。利益はたくさんあったほうが越した事は無いのかも知れないけれど、それ以上に心の満足の方が私は重要視して行こうと思います。これも一種のスロービジネスなのでしょうか?
まずは仲間を探してみようと思います。ファッションに限らず国と国の交流が深められればいいなと思います。
私は今のところ自分のお店を持ちたいという夢を抱いていませんが、仲間を得る事で考え方も変わるのでしょうかね。今から新しい世界に少し踏み出す気分で、ワクワクしています。
出口さんの夢、かなうことを祈ってます。私の夢が叶ったら遊びに来てね。そしていつか一緒にお仕事が出来るといいなとひそかに思っています。
私もインディーズのお話とても興味があります。楽しみにしています

出口さん。書き込みありがとう。
こういうコミュニケーションが取れることは嬉しいですね。
「スロービジネスのすすめ」は、産地の人や皆さんのような学生と接していると、強く感じることです。
ビジネスと一言でいっても、最先端のバリバリとしたビジネスともっと緩やかなビジネスがあります。
どちらを選ぶかはその人によります。どちらを選ぶのが正しいとか、どちらを選んだほうが幸せになるということはありません。自分の能力に応じてという選択もあります。
リクエスト通り、次回の講義では、インディーズの方がなぜサラリーマンより儲かるか、という話をしましょう。これも実話ですよ。

こんばんわ。
ビジネス専攻科の出口です。
講義へのお返事が、遅くなりまして申し訳ありません。

先日、講義で先生が仰っていた、
『需要と供給』という話に、納得しました。
確かに、売れないものを作っても仕方ありませんし。
需要の多いものを探し出して、
それを独占して売れば、儲けは大きいですよね。
まさに、『ビジネス』だと思いました。

しかし、私が将来開きたいと思っている店は、
あまりビジネス的な要素がない気がしてきました。
若いクリエイターや学生の作品を、
展示・販売する店を開きたいと思っているのですが、
きっとこれは、バリバリ『ビジネス』をするには、
向いている内容ではない気がします。
むしろ、先生が講義中に仰っていたような、
『職人の手作りで、3個しか納品できない』
というような形に、近いと思います。
でも、私はこれを、
『ビジネス』と呼ぶのはどうかとも思っています。

先生は、第一線でビジネスをしていらっしゃるので、
『スロービジネス』の利点や厳しさも、
感じ取ることが多いかと思います。
先生の記事も、拝見させて頂きました。
よろしければ、次の講義で、
前回お話されなかったレジュメ『5.インディーズが儲かる理由』を
お話していただけると嬉しいです。

次回の講義も、楽しみにしています。
では、失礼します。

長山恵さん。書き込みありがとう。
海外に対する憧れは誰でも持っています。未知の世界への憧れですから。
私の言っている中国やアジアのこともあなたにとっては未知の世界でしょう。私も昔は欧米に対する憧れを持っていたのですが、次第に、文化の違いは簡単には埋まらないことが分かってきました。また、欧米の真似をしていたのでは、所詮二流にしかなれないことも分かってきました。欧米と対等に競争するにはあなたの言うように日本独自の文化に根ざしたファッションで勝負するしかないのです。幸いなことに、日本の文化は十分にフランスに対抗できるレベルだと思います。
しかし、その違いも含めて、自分で経験しないと分からないことが多いのも事実です。
自分にできないことがあったらどうするか。自分で学んでできるようになるか、できる人に頼むかのどちらかです。一人の人間にできることは限られています。一人で考えるのではなく、仲間を探すことを勧めます。それには、まず自分の想いを公開することです。私がこうしたサイトを公開しているのもそのためです。

こんばんわ。
文化服装学院ビジネス専攻の長山恵です。昨日、先週の木曜日と続けての講義ありがとうございました
。やっとパソコンが直ったのでメールさせていただきます。
需要と供給…切っても切れない関係の事に対して改めて考えさせられました。うまく表現できないのですが…。
先生は兼ねがねアジアにおけるビジネスの事をお話されていますが、私は今漠然と日本の物(まさに先生がお話されている着物であったり、染めの技術であったり。)を海外へ広めて行きたいと思っています。そしてその国のものも日本にとりいれて行ければと思います。アジアとはかけ離れていますがフランスがとても好きなので、ただそれだけでフランスに関わる仕事やフランスに日本のものを広めて行ける仕事が将来したいと思っていました。しかし、アジアの現状を伺って単純かもしれないけれどビジネスターゲットとしてものすごく魅力を感じました。しかし、どのように自分がそこに切り込んでいけばいいのかがわかりません。将来の事を考えるようになって、夢と現実の間に勝手に線を引いてしまっているのかも知れませんが日本以外で働き、また自ら何かをおこしていくために必要なものはなんであるのかヒントを教えてほしいです。
また、次回の講義楽しみにしています。 それでは。

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