4月28日の特別講義レジュメ
文化服装学院アパレルデザイン科/AMDガイダンス
クリエーションとビジネス
有限会社シナジープランニング 坂口昌章
http://www.j-fashion.net info@j-fashion.net
1.自己表現のための服づくり、ビジネスのための服づくり
・顧客満足よりも製作者の満足優先
*顧客満足を追求
・一点生産が中心
*工業生産を目的とした服づくり
・素材背景のないあり合わせの生地
*受注後、現物生産できる背景のある素材
・自分でデザイン、パターン、縫製
*縫製工場に発注することを前提
・自己資本で製作
*企業の資本で製作
2.デザイナーの仕事の変化
・クチュリエ(クチュリエール)の仕事
・スティリストの仕事
・アートディレクターとしての仕事
・ブランドイメージ・クリエイターとしての仕事
*ファッションショー、展示会を開いて、その後どうする?
*ビジネスの変化によりデザイナーの仕事も変化
3.デザイナーとパターンメーカーの違い
・デザイナーはクリエイティブ職、パターンメーカーは技術職
・デザイナーは実質的に契約制、パターンメーカーは正社員雇用
・デザイナーは若くても可、パターンメーカーはベテラン重用
・商品が売れなければデザイナーはクビ、パターンメーカーは売上に責任なし
・デザイナーはヒラメキ型、パターンメーカーは積み上げ型
*どちらも経験者しか雇用されないのが一般的
*販売員からデザイナーというキャリアステップはほとんどない
4.アパレルと小売店のポジション
・モノ不足時代は製造業ブーム(現在の中国)
・モノ余り時代は需要創造型産業(消費者に近いポジション)が中心
・メーカーとショップとどちらがクリエイティブか?
・ビジネスをクリエートするのはどちらか?
・先進国で起きている生産地移転(日本は中国にシフト)
・先進国に住む高コストの我々は何をすべきか?
5.自分のビジネスを創造することの重要性
・サラリーマン、下請けの仕事は他人のビジネス
・スポンサー、パトロンは存在しない・・・投資家は存在する
・投資する価値のあるビジネスをプロデュースするという発想
・需要と供給を考える
・・・好きなデザインをしたいデザイナー
注文が欲しい産地メーカー
提案が欲しいアパレル、小売店
誰がビジネスに組み立てるのか?
・ファッション企業は、クリエイティブなセンスを持つ人間が経営をするべき
・デザイナーもビシネスセンスを持つべき
・計数しか理解しない経営者、経営センスのないデザイナーの日本
6.アジアとメディアがキーワード
・中国アパレルと契約する日本人デザイナー
・インターネット、雑誌、携帯等のメディアミックス
・香港を活用するセレクトショップ
・コストダウンのため中国に発注するアパレル、商社
*君はどこでどんな仕事をするのか?
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